「抗菌」と「抗ウイルス」両方の効果を持つ加工について
「抗菌」と「抗ウイルス」は別のメカニズムによって実現される効果です。
しかし、同時に2つの効果を発揮できるコーティングが存在するのをご存じでしょうか。
今回は「抗菌」と「抗ウイルス」の両方を実現できる加工について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼抗菌と抗ウイルスの違い
「抗菌」と「抗ウイルス」にはそれぞれ以下のような特徴があります。
■抗菌とは
抗菌の定義は「菌が増えないようにする」というものです。
抗菌加工された部分に菌がつくと、一般的な部分に菌が付着した場合に比べて増殖しにくくなります。
■抗ウイルスとは
抗ウイルスの定義は「ウイルスの感染力を失わせること」です。
抗菌とは違いウイルスの活性自体を奪いますので、抗ウイルス効果が発揮された場所はある程度安全と言えるでしょう。
▼両方の対策を同時にする「光触媒」
上記のとおり、抗菌と抗ウイルスは似ているようで違います。
万全の対策を行うには、抗菌剤と抗ウイルス剤の両方を使う必要があるでしょう。
しかし近年は、抗菌と抗ウイルス両方の性質を持つ加工が登場しています。
それが「光触媒」です。
光触媒は、強力な酸化力によって有害物質を無力化する効果のある加工です。
人体に悪影響を及ぼすことなく、安全に菌やウイルスを抑制できます。
衛生的な環境を保ちたい方はぜひ利用してみてください。
▼まとめ
抗菌と抗ウイルスは本来別のシステムですが、「光触媒」を利用すれば両方の対策を同時に行えます。
室内や車の中などに光触媒の加工を施すことで、衛生的な環境を保つことができるでしょう。
株式会社C&Kでも光触媒による抗菌・抗ウイルス加工を行っています。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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